DTM初心者&PCゲーム初心者のブログ

DTM初心者の悩みを書き続けていけば、これから初心者の役にたつ!pcゲーム初心者の悩みを描き続ければこれからの初心者になにか役にたつ!と思って始めました。DTM関連以外にも、個人的ブログとしても稼働中です。

《DTM》鼻歌作曲で大事なのは鼻歌ストックだよ!!《music memos》

おはようございます!

今日は、頼まれていた楽曲を仕上げそれでもまだ夕方なので、洗濯を待ちながらゆっくり休日の白鬼です。

久々にこんな曲ききながら作業してます。

Galvanize

Galvanize

 ※イギリスのテクノグループ。もともとDJだったんですよね。 久々にボカロききたいしミックスつくろうかな。タンテなんてもう2ヶ月くらい触ってない笑

 

さて!

プロでない限り、気の向くまま気が向いたときに楽曲制作すると思うんですけど、きっかけは気分よりも

いいメロディが浮かんだとき!が吉日!

それにつきます。。

 

ぼくの場合通勤中は、音楽は聞かずにずっと鼻歌作曲をしてそれをひたすらにヴォイスレコーダーに録音して、家で時間があるときに音楽に起したり、依頼があればアイディアとして使ったり。

 

鼻歌ストックは作曲をする上でソフト音源の追加より大事だと感じています。

もちろん普通にヴォイスレコーダーを持ち歩いてもいいんですけど、やっぱりこの時代スマホでしょ!

ということでお勧めしたいアプリが「music memos」

Music Memos

Music Memos

  • Apple
  • ミュージック
  • 無料

 無料でダウンロードできるので一度いれても損はないです。

面白い機能としては、鼻歌に勝手にコードをいれてくれること。どういうアルゴリズムかはわからないんですが、たまにおもしろい進行にであったりします。

 

 

まずは基本的画面から

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真ん中の丸を押せば録音開始しますし、右上の自動ボタンを押せば音を感知して録音の開始、終了を自動でこなしてくれます。

 

右上の音叉(おんさ)のマークを押せば、チューナーとしても使えます。

生音の録音時なんか役に立ったりしますね。何かの衝突音を楽曲に入れようとしてその音階を楽曲のキーに合わせたりするのに使います。

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冒頭でも話したように、小節分断、コードを勝手につけてアイディアをくれます。

ね?

不思議なコード進行でしょ?(音痴がバレる笑)

 

下のギターとドラムのマークを押すと、ベースとドラムを簡単なものですがつけてくれます。

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クラウドにアサインしておけば、クラウド上のストレージにファイルを勝手にバックアップしてくれるので、お家に帰ってPCを開けば帰りに歌った鼻歌をききながら、すぐに制作にはいれます。

 

こっからはちょっと別の話になるんですが

価値あるものにはお金を払いたい主義なので、

このアプリ開発者はお金をとったほうがいい

と声を大にしていいたい!!

最近いいアプリなのに無料のものが多くて申し訳ない気持ちになります笑

 

昔美容師をやってるとき、名前を売るのにどんな仕事でも受けてたときがあって、先輩サブリーナから

「ぜったいにタダはだめ。自分で自分を無価値だなんて決めちゃダメ。1ポンドでもいいから、その対価はもらうの。それがプロ」

 

と言われたことがあって、当時は自分以外に損をすることに無頓着だったけど、人から評価をもらったりする事を求める立場の人が、人の価値あるものを無価値にしてしまうのは、将来自分がどんなにいい仕事をして評価をうけなくてもいいわけ出来ない。そう考えるようになったんですよね、、、これは余談ですけど笑

 

他にも、音楽制作に役立つアプリとか、なんとなく使ってるアプリ紹介していきます。

やっぱり有料のものはすごく出来がいい!

ももちろんハズレもある。

 

広告収入とか後課金とか色々あって無料ってのが多いのでしょうけど、開発には試行錯誤と手間暇かかってるわけですから、100円でもとってほしい。

そうしたら、もっといいものが生まれるのにって思います。

 

こうして、音楽をやる事もそうだし、何かを生み出そうっていうところにはそれだけのエネルギーと時間、お金がかかってますからね。

それを介して入る別の収入があってもそれ自体の価値を無料にするのは最近の時代の悪いところでもある。と思います。 

 

その機能の恩恵を受けるものが、その対価をその提供者に支払う。

 

そんな考えだから時代に置いていかれるのですけどね笑

 

無料でデバイスを提供した後のそれを利用したビジネスモデルは前からありますが、そのお金を生み出すデバイスの開発者には別で報酬があっていいと思うんですよね。

 

超勝手な個人的意見ですけど。

 

それではよい一日後半を!

hava a good evening guys!!

 

 

自己紹介(途中から飽きてノベル風) その④

前回記事

自己紹介(途中から飽きてノベル風) その③ 

3行で終わらせようかと思ったのに、なんと長文も長文、第四弾まで来てしまいました。 一応「DTM」と無理くり関連づけるために毎度オススメの一曲でも貼りながら読んでみてください。 今年30歳、昭和のけつに生まれた世代。ゆとり世代初期でもあります。それでは、わたしの長い「はじめまして」第四弾をどうぞ。

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※ロンドン、ウォータールー駅周辺でみつけた市場で見たことない種類のトマト達。かわいい。

 

思っていたほど1位になっても感動はなかった。

もっとこみ上げてくる何かがあってもよかったのに。

そう思いながら、順位表を見つめていた。  

その結果は自分としてもちろん嬉しかったが、ほとんど連絡もせず、正月、お盆と帰らず、それでも支援し続けてくれていた母親には一つの結果が身を結んだことを報告しておこう。そう思った。

その表をコピーすべく職員室にプリンターを借りに行く。

 

「失礼します」

 

ノックをして、知っている先生がいないか見渡す。

 

美容学校の先生は、学校卒業後そのまま先生になる人も多く若い先生が多い。

 

一度、オフレコって事で聞いた話でも、しっかり意識をもって先生になっても、学生用のセミナーの講師として都内有名美容室から同期卒業生の人が来た時なんかに、「一度しっかり美容師してもいいな。」と離れていったり、「もう一度美容師やろう」と再び現場に戻る先生が多い。

 

つまり、人の移り変わりが激しいのだ。

 

そんな中、先の大会出場を決めたあたりから、ずっと教えを請いていた先生と目があう。

 

「おっ、白鬼さん、おめでとう!いやぁ、まさかやな。カット相当練習したやろ?」

まさかはこっちだった。 

先生なら知っていて当たり前ではあるけれど、ついさっき発表された順位表。

把握されているとは思わなかった。

目は細めで、褐色でガタイがいい。 笑う時に片側の唇がひきつるように上がる。

冴えない感じ、と思っていたりしたときもあるが、面倒見が良いがちょっと毒舌。

そんな私の初めての師匠。

 

「お陰様で最後に結果が目に見える形で残せてよかったです。 頑固一徹、一人で精進する厳しさから、先生たちに教えをこうスタイルに変えてよかったです。」

 

「ほんま、いつも練習してたのは知っててそれでも結果でなくて悔しいやろなぁ、とは思っててん。悔しさも、喜びも深く理解できたならそれはほんまよかったで。改めておめでとう!」

 

そう言って、コピーの件も快く了承してくれた。

実際、そういう体制にシフトしたのは思うところあってだけれど、一人練習していたあの寂しい教室で声をかけてくれた先生でもあった。

 

 

その奥の席。学校で一番怖い、年長の女の先生がいる。 怖いというのは、勿論風体もそうなのだが(失礼)「挨拶、返事、礼儀、敬い」そう言った、社会に出てからの事をいつも心配して怒っていた先生だ。

前下がりの黒髪ボブに白に近い金髪のブロックカラーを前髪に入れている。声が酒でやけたようなダミ声だが、目は眼光するどく口は口角があがりピシッと整っている。

豊麗線だけが、その歳を誤魔化せない要因か。。。絶対言ったら殺される。

とりわけ出来の悪い世代だったらしく、国家試験の不合格者が出てしまうのでは。。と危惧するあまり、ストレスで「あんたらが心配かけるから十円ハゲできたやないか!ほんま、美貌が台無しやで! でもほんまよかった、とりあえずみんな合格やぁ。手のかかる学年やったでほんまに。」

と言いながら、金髪の部分は十円ハゲを隠すための処置だったと笑いながら言っていたのを思い出す。

 

そんな先生にもだいぶお世話になった。

 

「先生、白鬼です。今回最後お陰様で一位になれました。お世話様でした。」

と緊張しながら一言挨拶した。

 

「おう、おめでとう。でもあんたが目指す世界はもっと広いでー。学校のテストなんてちゃんと正解があるからな。 あんたが目指すところでは正解はない。 でも、正解をみつけていかなちゃあかん。誰かの意見を聞くことも大事。自分で考えるのも大事。最終的にあんたが決めて、その過程でいろんなフィルター通してみなさい。 あんたならやれるから。疲れたら大阪にも帰っておいでやー、いっぱいやろうやー」

 

とその鋭い眼光を一瞬も離す事なく激励をうけ、最後にケツを叩かれる。

もともと涙腺は弱かったけど、なんだか泣きそうになった。

 

それまで2年間過ごしてきた、「同じ言語の違う国」と勝手に思っていた大阪。

 

「ただいま」と言える人ができたこと。

そういう場所が、実家以外にできたこと。

人とのつながりなんて考えてなかった入学当初。

きっと「知っている人が居ると遊んでしまうから」と、最後まで知らない人、知らない街で終わるはずだった大阪がこの半年でグッと身近になった気がした。

 

 

卒業式後、赤鬼、ほか友人を含めみんな都内への引っ越しなどでばたばたした。

自分の目標は次は「お金を貯めること」

当時、1ポンド255円という超円安だったため、向こうで「美容専門学校」に入ろうと思っていたその費用は、生活費を考えても600万円近い額だった。

それを、一年以内には貯めないと腕が鈍る。と思い、期間を1年、目標を600万に決めて東京暮らしが始まった。

 

 

美容師は、アシスタント時代は言わずと知れたワーキングプアで拘束時間14時間以上、月収は税金、家賃など固定雑費を払うと手元に余るのは数千円。

どうやってみんな暮らしているのか謎だった。

 

なので、美容室での仕事は諦め、しかし「接客、英語環境、時給」その3つに絞って仕事探し。

 うまい具合に見つかり1日労働22時間(3つの職場、移動時間も含む)月2回の休み。

やる気さえあればあとは若さでなんとか!! と思っていた。スタートはなかなかよかった。

 

初めて3ヶ月は60万円強の収入に家賃6万円。

交通費も自転車で通い浮かせていたので、50万円づつは貯金できていた。

 

「あっという間に貯まるわ!!東京の時給ぱねぇっす!」

地元のコンビニに貼られた求人の時給を思い出しなんて街だと驚愕。

しかし体がそうはいかなかった。

 

酒の配達をやっていたのだが、その最中に肉離れ。

1週間の休みを余儀なくされた。

それまで、遊ぶ暇などなく、とりあえず働いていた身体は休みが決まった瞬間に崩れ落ちた。

 

しかし、心は焦る。まだ半分の額もいっていない。友達は着々と美容師として道を進んでいる。自分だけ置いて行かれる。

「この一週間はとりあえず体を休めることに専念しよう。」 

 

そう言い聞かせその日は泥のように眠る。

 

その頃からだ。

一つのストレス解消なのかもしれないが、暴食をするようになった。

 

一日一食で過ごしていたのに、「ピザLサイズ3枚、その後牛丼屋で2杯、帰りにコンビニでアイス」みたいな、フードファイターかよってくらい食べるようになった。

仕事復帰してからも、その暴食は休みの日に必ず続いた。 

怒りやすくもなった。

たまに冷静になれる瞬間が訪れると「ストレスってこえーーーーっす」とか思いながら心を落ち着けた。

普段、怒らないまではいかないものの、大概の事は笑って許せるくらいの度量はあった。(と思う)

 

なにかオカシイ。

 

 

 

さらに一ヶ月。暴食だけでは収まらないイライラが襲う。あれはなんなんだろう。

ずっと、何かに苛立ちがあり、苛立ち過ぎてそれが何に対する苛立ちなのかさえ見失う。

それが更にイライラを加速させる悪循環。

コンビニにいって何か買おうとする。 

しかし、何も欲しくない矛盾。 

ふとレジ後ろのタバコに目がいく!「ストレスといえばタバコ!!」という謎のものさしから答えを見つけたように買おうとするが何を買っていいやら。

とりあえず、女子がすってそうなタバコなら弱い。という勝手な認識のもとタバコを手に入れ、自宅マンション階段で火をつける。

 

「???」

 

よく、わからない。 中学のころ悪ぶって吸っていた奴らが

「ふかしっていって肺に入れないで、煙吐いてるだけのやつがいる」

とか言ってたっけ。

もっとちゃんと吸うんだな、よし。

 

「???」

 

やっぱりよくわからない。  

なんなら、イライラが増した。

1本、2本。その効果が現れるまで吸い続けてみる。

 

7本目あたりに、急に目眩に襲われる。そして吐き気。 視界が揺らぐ。

すぐに部屋に戻って、布団に横になる。

 

その日はそのまま轟沈。

翌日の仕事まで起きなかった。

 

あとで喫煙者に聞けば、いきなりニコチンを摂取したことによる「やにくら」だという。

何が良くて吸っているのか謎だった。

初めての喫煙はその後しばらくなりをひそめる。

 

フリーターになって10ヶ月目。 体の具合にあわせてシフトを削ったりしながら、目標額の半分を超え生活にも慣れたと実感していた。

そして、今まで自分のための時間などなかったので、何かをその時間で始めようと思った。

当時まだガラケーSNSmixiと呼ばれるものが主流。

その中で、様々な分野のアーティスト、海外の人と交流すべく、グループを立ち上げ、イベントを立ち上げお互いに持ち合った作品を展示するノンジャンルの展覧会の開催、ランゲージエクスチェンジ交流会のようなものには積極的に参加した。

 

そうしたイベントを、こういう無理なスケジュールにいれると当然、できない事がでてくる。

一度、一緒にイベントを立ち上げた仲間に声を荒げ怒られた。

何のせいかはわからないが、その方面での熱が急に冷める。

 

 今考えれば、それで食べていこうとしていた人たちと、もともと学祭のような「絵画を見に来たけど、こういう作品もあるんだ」と訪れた美術館で味わうような、新鮮な感動をもっと手軽にできたら、と思っていた自分の温度差もあった。

今となっては謝れば済む事だったのに、「じゃあ今度は頼りますねー、次回の反省ができた。それでいいじゃないですか?」

などと相手を煽ってしまって、その方とはもう喧嘩別れ。 そういう人間関係がめんどくさくてそのグループも解散してしまった。

 

寄せ集めのグループに信頼も何もないとは思っていたが、仕事を割り振る事をしなければいけないな。。。など、マイナスには考えてはおらずむしろいい息抜きだった。

何しろ人と言い合いになるなんて、久しぶりの経験でそれすらなにか嬉しかった。

 

少し余裕の生まれた生活、新しく何かを始めながらの生活だったが、またしても仕事中階段途中で肉離れ。

一度やると起こしやすくなると医者には言われていたが同じ箇所の再発だった。

 

そして、それはまたしても酒の配達をしている最中、階段を重いビール樽を一気に4つ持ちながら上がっている時だった。 辛うじて、自身も、樽も落下を防いだ。その時、思った。 

「これ、死ぬかもしれないな。」と。

もしくは、怪我。 

腕や手の怪我を恐れてスノースポーツは一切避けてきた。

練習ができなくなるし、さほど興味がなかったのもある。

 

しかし、この時思った。

これじゃ続かない。

それから、一日の中で掛け持つ職場の数を減らした。 シフトを減らして40万くらいの収入になるように生活を変えていく。

だが、それは焦りを募らせるばかり。

もうすぐ期限の1年が経過する。

他の友人たちはどうしているだろう。連絡はこの生活始まって1ヶ月が過ぎた頃にとったきりだ。

 

働きたかった。

美容師として一歩も動いていない自分が悔しくて仕方がなかった。

 

ある日働いていたレストランのお客さんに言われたことがある。

「好きなこと仕事にするもんじゃないよー!現実は違うからさ! このまま飲食業やりなよ!あってるよ!仕事との距離感もあってる」

と。

 

いつも僕がいることを確認してから予約を入れてくれる常連さん。 

もちろん悪気があってそういう発言をしたわけではない。

 

ただ、美容師じゃない職業に合ってると思われたのがとても気に食わなかった。

 

 

 

 

そうして決めた。 

もう、一度渡英してしまおうと。 

それなりに貯金もできた。 

あっちで、ホームレスでもなんでもやってやる。 

とりあえず、働かせてくれと。 

そう言いに行こう。

これだけ、やる気のあるやつ世界まわってもなかなかいないぞ、と自分を示しに。

 

思い立ってから行動ははやいほうで、即日職場に退職の申し訳の電話をかけ(だいぶ怒られた)、住まいの引き払いを決め、翌月のフライトのチケットをとった。

観光だと6ヶ月有効のビザ。 

どうなるか分からないにせよ、片道だと入国させてもらえないとの情報だったので、往復チケットの帰路を3ヶ月後に設定して購入。

 

小学生の頃、親が実家の引越しのときに、大家さんに手紙を書いていたのを思い出す。

それに習えと、山手線圏内に安い家賃設定をしていたそのマンションに助けられた部分が大きかったのもあって、大家さんに手紙を出してみた。

 

「拝啓 立春を迎え新たな芽吹きを感じる季節いかがお過ごしでしょうか。 この度は短い間でしたが、大家様の手持ちの物件に安く住まわせてもらってとても感謝しています。初めての東京は夢を追うべくお金を貯めるためだけに来ました。当初の目標がかわり少し早く目的の地へ向うことになりました。 一度もお会いできず、このように簡単な挨拶になりますが、お世話になりました。 また、戻ってくる事があれば是非また住まわせていただきたいくらいです。 これから、ようやく暖かくなってくるでしょうが、寒暖差のある日も多くなると思います。どうぞご自愛なさってください。素敵な春が訪れる事を祈っています。 敬具」

そんな文章。

 

頭悪い自慢はしたくないが、高校時代、現文、古文ともに0点を叩き出し、仮進級に追い込まれた経験があるので、漢字は携帯で変換してしらべて、なんとなくどっかで聞いたような季語をちりばめ、自分にしてはよくかけました。と思えた。

 

 

退去日前日に日本に置いていく荷物を実家に届け、半年は帰らないと明言した自分をサプライズで地元の友人が集まり激励会をしてくれた。

そして東京に戻るときには少し大きめのバックに少しの下着や靴下。変えたポンドをゴソっといれて。 

あとは携帯の充電セットなどだけでスーツケースも持たずに渡英を決めていた。

今考えれば死にに行くのか。と言ってやりたくなる。

いやいや、PCくらい持って行こうぜ! 寒いしアディダスジャージだけじゃ死ぬだろ!!

 

部屋の受け渡しのためマンションを訪れていて、最後、ポストを開ける。

電気代の請求書など以外に、初めて自分宛に手紙が届いていた。

 

大家さんからだ。その内容はおおまかに

 

「お手紙ありがとう。お部屋を気に入っていただけたみたいで良かったです。私は現在病床にあるため、自分で使っていたマンションを貸し出しています。

僕にも昔は夢があり、今はそれとは違う夢を持っていますが、様々な事で諦めてしまった当時の夢を「もし、諦めずに続けていれば」と悔やむ事があります。

若い子達がお金が理由で何かを諦める事をしないように安く貸し出しているつもりでした。

そして夢のある若い子が実際に入居し、現実と戦いまた人生の岐路に、こうして手紙をくれたことが嬉しい。 

それが自分の生きる活力になり、会った事も無いかもしれないですが、その夢目標を私にも応援させてください。

異国の地で辛い事があったら苦しいかもしれません。どうか、今までしてきた努力を信じ諦めず進んでいってください。お体には気をつけて。」

 

そういった内容だった。

親の叱咤激励、友達と交わす旅立ち前の杯、それと同じくらい背中を押してくれた。

繋がりも感じた。

絶対に夢を掴む。

これから目標が変わっていく事もあるかもしれない。

でも、それは生まれて最初に描いた夢を実際に描いてからだ。 

そう決めた。

決まってしまったのだ。

 

 

続く。。。。。

 

ばーーーっと書いてしまいました。今だに何のために書いているか分からない自己紹介シリーズですけど、30年生きてると色々あるもので、思い出した事全て書いていたら、もういったいどれだけの文字量になるのか。

そんな、文字をタイプするごとに檻のように溜まった記憶が浮かび、思い出されるのが楽しいのかもしれません。

もう少しお付き合いを♪(´ε` )

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

白鬼流ベースのグライド作り方[DTM]その②

 前回記事

white-devil.hatenablog.com

中途半端なところで終わってすいませんでした!!

さて、今回も「一流の初心者・白鬼流」のベースグライド打ち込み書いていきます。

 

 

僕のブログは、

普通こうやる→うまくいかないor納得いかない→自分流でやってみる

その過程も書いていこうと思ってまして、説明下手なので逆にややこしくしているかもしれませんが宜しくお願いします。

考える工程を書いておけば、違うやりたいこと、作りたい音に当たったときに応用ができるので。。。

 

 

さぁ!

前回、打ち込んだ音に対してピッチベンドのグライドを書くところまでやりました。

フレットがある関係上、斜め線じゃなく階段状のオートメイションの形に書きました。

でも、音の終わりになるにつれて、芯のない細い音になってしまい。

ベースの1弦12−3フレットのグライドという仮定にもかかわらず、ベースの太い弦とは思えない音です。(しょぼーん

 

なので、その音の補強をするにはどうしたらいいか、を白鬼流に書いていきます!

 

 

まず音の芯の無さは一つの音を伸ばしていくと通しても弱くなりがちなので、音を何段階かに分けることにしました。

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 こんな感じでベロシティも強めに、ピッチベンドをあまり使わないように。

 

ただ、次の問題として、アタックの音が後続の音にもあるので、グライドというより、ただ弾いてるだけす。

なので、アタックの音を消します!というより弱くします!

楽器のエディットを開いて。。。

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中央のグループ、右下の「AMPLIFIER」のつまみの「ATTACK」

このつまみのオートメーションを書いて後続の音のつながりを滑らかに聞かせましょ!そうしましょ!!

 

。。。

 

あれ、オートメーションかけないぞ??

「W」のスイッチ入れたのに、オートメーションかけてないぞ??

 

そうなんです!!

エディットの中にあるノブやフェーダー、数値はオートメーションかけない(多分)んです。

 

HALionでは画面下のバーチャルキーボードの上にある8このノブ。これのオートメーションはかけるんですけど、それ以外は書けないんです。このノブのデフォルトが決まっていますが、そこにアサインして、動かしたいノブを設定します。

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「ATTACK」のノブを二本指でクリックすると、上段の画像が出てきて、「assign Quick Control」を選びます。(解除の時はその下のfoget....)

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で、どの部分にアサインするかを選びます。slap levelを今回無くしていますが、全然コーラスとかでいいですね。

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解りやすいように、名前のところダブルクリックして「アタック」とかにしておきましょう。

 

二つ目のところからアタックが削れるように、リピートして聴きながら数値を決めてオートメーションを書いていきます。

で、これをやると、「ぷちっ」ってオーディオ処理の際でるノイズが混じりますので、オーディオ化して処理しましょう。

今回も入ってしまって、モノラルでミックスダウンして、おかしい部分の波形を書き直します。

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カーソルモードを一番右の、ドラッグすると音がなるモードでプチッって音を探します。

グリッドのメモリを「秒」にして、その幅は「1ms」にして細かい作業ができるようにしましょう

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左右に動かしながら、ノイズを探します。

んーーーここらへんや!!

 

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。。。ズームにしていきます。

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青いところが明らかにおかしいぞ!!

カーソルを鉛筆モードにして、うまいことつなげます。

そうすると、プチッて音がだいぶ収まるんですが、今回どうやら埋もれてます。

(このテクニックはボーカル録音した際など、他レコーディングのオーディオ処理でよく使いますね!!普段打ち込みしかしてなかったので、こういう処理の仕方があるのを知ったのは、歌物のお仕事をうけて初めて知りました。)

ので、EQ(イコライザ)をローパスっぽくつかいノイズを目立たないようにします。でもアタック音が消えるの嫌なのでローとアタックがあるあたりちょいブーストします。

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波形で見ると2あたりがアタックの音でその隣にある次の山がノイズ成分ぽかったので、聴きながら調整。こんな感じになりまして。。。。

 

やっと完成!!

 

 こんな感じ! 最後まで太いし、もう少しフレットに当たる弦のディーテールも欲しい人はアタック早めにしてもいいです。(この音源は下のアンプシュミレーターを通したやつです。)

いやー久々にネットに音アップした笑

もう、曲をアップするなんてしないと思ってたけどまた楽曲アップしようかな(独り言

 

これを単発で使うなら、アンプシュミレーターなどでTUBEとか通して、厚みつけてもいいですし、もし前後のつながりがあるなら、ノイズ削ったあとは前後の演奏の音と違和感ないように、他の音域のブーストなどは決めてださい。

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お疲れ様でした!

こんな作り方もあるんだなーぐらいで読んでいただけたら幸いです。

ウッドベースとかフレットないものでも、後半にかけての音の先細りが気になる人はぜひ試してみてくださいませ。

 

 

以上、バイトの休憩中におとどけしました〜  いやー、疲れた笑  

 

Steinberg スタインバーグ DAWソフトウェア CUBASE PRO 9 通常版 CUBASE PRO /R
 

 

 

白鬼流ベースのグライド作り方①(CUBASE&MAC)[DTM]

梅雨真っ只中。あなたの心は雲の中。

どうも白鬼です。

こんな憂鬱な天気には、憂鬱な曲で。マイナスとマイナスはプラスに転じる。という事で、今回の記事なんかは、こんな曲を聴きながらどうぞ。

 ※憂鬱と聞いて真っ先に思いついたこの曲。 

 

 

さて、今回はベースのグライド。「でゅーーーーーーん」って高音から低音に落っこちていくような音ですね。

「ピッチベンドをいじる」

ところまではいったんですが、思いのほか音程の変化がない。。。。

 

そこがスタート!CUBASE」に付属しています、「HALion」をつかって、できるだけ生音に近づけながらその音を作ってみようと思います。

 

1、いつものように、HALionを立ち上げます。(こいつはマルチティンバー音源で重いから、僕のPCに負荷がかからないよう製作中は「デバイス」から「VSTインストュルメント」より立ち上げてます。

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ここから

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ここの画面の左上、「➕」から「HALion」を選択。

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立ち上がって、中央のパートにこういう画面が出るので、一番左のカテゴリーから目的の楽器を絞り込んでいきます。

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鳴らしながら決めたのは「Electric Bass VX」

 

さてここでなんですが、ベース特化していないこういうマルチティンバー音源の弱点として、「どの弦で弾くか」ってのが選択できません。打ち込みなのでキーボードで弾きますからね、弦は存在しないのです。

でもでも、ベースを少し触った事がある人にとっては、1弦と3弦で同じ「2C」を弾いても、その響きや太さが違うのもわかる。

そして次に気になる事としては、このままグライドになるようにピッチベンドにオートメイション書いたとします。

そうすると、フラットレスベースならわかるのですが、普通のフラットがあるベースでは絶対にならない「音と音の間」の音がなってしまいます。 

フレットは1つ半音ごとに上がるので、これまた普通のベースとはちがう箇所が出てきます。

 

ならば!!!

そこの溝を埋めてやるようにして、音を作っていけばいいのです。

まずは設定から。

楽器を選ぶ画面の上の部分に「EDIT」そこをクリックするとセッティング画面が現れ、さらに「macro」のタブを開くと下の画面が出ます!

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この画面の「voice/pitch」コーナーの下段。「PB」と書かれた「UP」「DOWN」の数字をあげると、ピッチベンドでいじった時の上限と下限が決まります。1弦12フレットからダウンして3フレットくらいまで行くと仮定して音作りしましょう。ミからソですね。

なので12あれば十分ですしその方が、解りやすい!

と、いつから錯覚していた??

 

なんと、ピッチベンドのピッチを下げる時の最小値が-8192なんです。 えぇ、なんで、そんな中途半端なんやーーー!って思うかもしれませんが、いちおう32とか16とかで割る数字でして、音程より拍数に対応してると思われ。 

いずれにせよ、32で設定した方が、半音上がどこかわかりやすいですねー、ってはなしです。

楽器側の最大設定値の関係から今回は16にして、512値を変えるとダウンする場合は半音下がると。そういう設定です。

もちろん、どの音から始めるかは曲によって違いますので変えてくださいね。

 

 

こんな感じで。

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ここで一つこだわりとして、グライドを実際にする時のベースマンの手元に注目して欲しいんです。かっこいいグライドのとき、一回ちょっと高い方にグライドしてから下げていくんですよ。なのでそこらへんも再現できれば。。。

次に、ベースは弦が太いためフレットの幅が低音域では大きく、高音域にかけてどんどん狭くなっていくのが、ほか弦楽器に比べて顕著です。 という事は、グライドする時も低音になるにつれ、若干音の変わりが遅くなっていきます。

 

これはもう、こだわりでしかないし、実践の必要もないです。たった一拍のためにつかうグライドに手間を取られて神経注いでいるなら、曲完成させろってプロの方ならいいそうです。 オーディオ音源のピッチ変えて使えと。

 

でも、僕はあくまで趣味で時間にも追われていませんので、こういうところで自己満足するんです笑

ボカロが人間の歌唱力を超える事はないでしょう。 でも、人間のように歌わせる事に情熱をかけた人がいて、確実にその人は人に感動を与える。。。。

まぁ、mitchie Mさんなんですが。

FREELY TOMORROW feat. 初音ミク

FREELY TOMORROW feat. 初音ミク

  • Mitchie M
  • J-Pop
  • ¥250

 ※これ聞いた時は、なんで映し出した画像のコンサートにあんなにたくさんの人が熱狂するんだろうと疑問を抱いたのですが、うん、すごい。納得。 と思わされる一曲。

 

話が逸れたのでエディット画面に。。。

f:id:white-oni1220:20170622042810p:plain

 

はい、おなじみの画面ですね。4小節最後の一拍にミを打ち込んであります。

下のメーターをピッチベンドに切り替えます。(「ベロシティ」って書いてあるところをクリック)

f:id:white-oni1220:20170622043053p:plain

こんな感じに。

真ん中のラインが、0で、上に行けば上がって、下に行けば下がる。

下は512値が下がるごとに半音下がる。 

 

「うんうん、え、なにこれカーソル動かして決めるの数字動きすぎて無理げ!!」

 

と思っているあなた!!

一つの決めた点をクリックすると赤く反転するじゃないですか。その状態で上部メニューバーを見てください。

黒い帯のところにこんな数字達が!!!

デデんっ!

f:id:white-oni1220:20170622045708p:plain

 

この「値」をダブルクリックすれば自分で数字打ち込めます。

なんで最初はなんとなーく点だけ打って、数字を後から修正する形がいいと思います。

 

で、こんな感じに打ち込み。

f:id:white-oni1220:20170622045913p:plain

 

で、ここまでで完成!

一拍つくるのに何分かかるんだよ、DTMどMの所業かよ!!

などと、額にかく汗を拭うあなた。

さぁ、再生してみてください。

 

 

。。。。

 

おやおや、おかしいぞ?

後半部分なんてベースの弦の太さが感じられないぞー?

音の移り変わりはいいとしても、先細りになってくベースに苛立ちを隠せません。

 

 

さて、ちょっと仕事の休憩終わるので次回に続きます。

すいません。てへぺろ

 

次へ

白鬼流ベースのグライド作り方[DTM]その② - 

 

 

Steinberg スタインバーグ DAWソフトウェア CUBASE PRO 9 通常版 CUBASE PRO /R
 

 

 

MIDIキーボードの選ぶ基準って何?[CUBASE]

ELTの「fragile」ってもうリゼロに合いまくりじゃなくなくない?

どうも、カラオケ帰りの白鬼です。

fragile

fragile

 ※最近生まれた子はもちろんしらない名曲。ぼくが小柳由美子をしらなかったように。。。「出会えたことで全ては始まった」という歌詞は、何にでも通ずる言葉で始まりはどこにでもあるようで、以外と意識しなかった出会いなのである(哲学風

 

友人から、「白鬼のブログにDTM三種の神器DAW、オーディオインターフェイス、ヘッドホンってあったけど、MIDIキーボードもかなり重要じゃね?」とのご指摘があったので、まず言っておきます。

絶対必須!ではない。楽器が弾けるならそりゃ重要でしょうが、弾けない僕からすると、なくても曲は完成するのじゃ!!

です。

とりあえず持っている2種類をご紹介。

 

 KORG/Taktile-49鍵

KORG USB MIDIキーボード TRITON taktile-49 トライトン タクタイル 49鍵

KORG USB MIDIキーボード TRITON taktile-49 トライトン タクタイル 49鍵

 

※私が使用してる「TRITON」じゃない方は生産中止の模様

Akai/professional USB MIDIキーボード 25鍵

 の2種類。

「無くても曲は完成する(どや)!とか言っておいて2種類持ってるとかふざけんな!」

と、思っている事でしょう。

あくまで、持っていなくても音楽制作はできるよー。的な観点で優先順位は4番目かなーてきな意見です。

音楽制作を始める頃、これがないと音楽は作れない!と思っていましたから笑

安くなったとはいえ、色々機材を調べると「わからないからとりあえず高いの買っておこー」てき戦略に溺れると、予算が絞られるかたは特にかうものを精査しなくてはならない為参考になればと。。。

 

鍵盤が弾けなくても、いずれやってくる音楽の理論をちょっと勉強するときなんかキーボードがあったほうがわかり易いですし、音楽制作における作業も早くなります。

普段は鼻歌作曲のわたしですけど、キーボード適当に叩いて思いつく事もあります。

(キーボード作曲は一般に今までどっかで聞いたメロディ(つまりパクリ)になり易いみたいです)

なので要らないといっているんじゃないんです、なくてもできる!って話なんです。

まぁ、そういう話で言うとDAWさえあれば作れなくないんですけど。。。(小声

ともあれ、使っていて重要なポイント(初心者)

1、鍵盤の重たさ

ライト、セミウェイト、ピアノタッチ。の三種類。ほとんどの場合ライトウェイトなんですが、鍵盤の大きさがミニじゃなければセミウェイトをお勧めします。そしてこれは同じセミでも機種によって違いまして、自分のタッチで自分のおもう音の強さが出るかですから、実際に弾いて試す事をお勧めします。

midiキーボードをずらっと試奏できる楽器屋さんは少なくて結構大変なんですが、体は慣れるし、あとから修正できるのでそこまで神経質になって選ば無くても大丈夫です。

もし、ピアノソフト音源のいいものを買い足すお考えの方はセミ〜ピアノタッチがしっくりくるんじゃないかと思います。

ソフトが高いものになると、色々な強さで弾いた音が録音されてます。 いままで、4段階しかなかった音の強さが6段階になったり。

ちなみに使っている「taktile」もセミウェイト。 慣れてしまったからなのかはわかりませんが、小指の弾鍵でも思っていた音になってくれます。使っているピアノソフトは「EZ-KEY」です。安いのにいい音鳴らすんですよ。

2、鍵盤の数

弾きながらって人はマックス88鍵盤でもいいけど、ピアノはかじっただけで、これからちょっと練習するつもりの人は61鍵。

ピアノちょっとやって両手で練習すれば弾けるけど、打ち込みは片手づつになるかも。。の人は49鍵(←私)

ピアノやった事ないけど、シンセでバッキバキ俺だけの音追求するんだ!って人は37−49鍵。

ソフトシンセの音が確認できて、打ち込みもほとんど主導かステップなら37鍵。

持ち運び用でちょろっとセカンドキーボードに25鍵ってのが使ってみての用途のはばじゃないでしょうか。

作曲をするときに、ピアノで両手で弾きながらってひとは61鍵はないと演奏中にオクターブボタン押せないので、ストレスになるかと。

僕は49鍵で「snow halation」を練習しているんですが、さっそくオクターブ足りないので61鍵にしとけばーと思う事はありますが、作曲中はぜんぜん事足りてる感じですね。

3、鍵盤の感度

これは1の重たさとも関連してて、難しいというか、もう相性でしょうね。

弾いてみて確かめて、弾き慣れて馴染んでいくのです。

買ってこれが嫌で買い換えたってひとは周りにはいませんぜ。

4、機能

フェーダーや、ピッチベンド、他にサスティンペダル差し込んだり、MIDI入力出力端子があったりと自分の用途に合わせてって事なんですけど、差し当たって必要になってくる可能性があるとすればサスティンペダルとドラムパッドですかねぇ。

ドラムパッドは、お部屋につないで置ける場所さえあれば別でかってもいいですね。

サスティンペダルは弾きながら作曲してるときにかなり必須のアイテムになってきます。

 

さて次は上記ポイントを押さえた上で僕の愛用する子たちを紹介していきましょう。

 

上記一つめのKORGさんのキーボードを一番最初に買ったんですが、ドラムパッド付き、フェーダーとノブ、極め付けはトラックパッドという、ラップトップのカーソルを動かすタッチパッドが付いています。

なんとも、色々な未来的武器がそろった夢のマシン。そのように思います。

見てください、このデモ動画!!(triton ver)


KORG TRITON Taktile Demo&Review [English Captions]

ね、超かっこいい!!夢が広がりマクリスティー

 

じゃあ、使うのかどうかですが、作曲中は全然使わないです

一応、各DAWに対応してぼくの愛用CUBASEちゃんも対応しているってことですが、その相互性は謎。 

音造りのためにフェーダーやノブをアサインいしても、その反応は凄まじく遅く、もしくはヘンテコで、役に立ちません。こればかりは、このtaktileでしか試した事がないので、次を買うのであればフェーダーとか余計なものが付いていないシンプルなものにします。それでドラムパッドあったら最高かよ! 

トラックパッドが画面の矢印を動かせるのですが「あ、それ便利!」と思ったのもつかの間。作業部屋のレイアウトにもよりますが、その反応の遅さもあり使うことはありませんでした。 

もともとシンセ好きで、ピアノも弾ける!っていう人は、アドリブのインスピレーションをくれるいいmidiキーボードだと思います。 素人には持ち腐れしてしまいます。

 

ドラムパッドはすごく助かってます。オーディオ斬り刻んでサンプリングするときも、かなり重宝してますし、ドラムのリフを考えるとき色々実際に叩けるので使い易い。CUBASE付属のgroove agentはパッドがあるとその親和性たるや!!

 

ただ、センシティヴィティっていうんですか?

せっかく、ベロシティーが4段階に分けられたスネアなのに、感度わるい(私の不器用さ相まって)のであとでベロシティー調整が入ります。 このパッドちなみにコードパットにもなって、指定したスケールのダイアトニックがオクターブで鳴るように成ってます。 初心者の人でも聴きながらコード進行選べるので、cubaseのコードアシスト機能とちょっとした知識で、コードに対する苦手意識も少なくなります。

 

まとめると、使っているのはほとんど鍵盤とドラムパッドのみになります。

 

TAKTILE余す事無くDTM初心者を満足させてくれますが、プレイヤーによって使わない機能も多くなってきます。

ちょっと機能つき過ぎ感が否めません。

 でも、この大きさのドラムパッドがついたmidiキーボードはなかなかないので、それだけでお得感満載。korgのソフトシンセ付いてきますしね!!

買って後悔はしてないです。

 

2番目のミニキーボードはレコーディングのとき、ボーカルの頭の音ならしてあげたり、セッションするときに持ち運ぶ、職場での休憩時間に。。。など、その手軽さは随一。

ただ、キードードがこれまたセミウェイトなんですが、小さい鍵盤にセミウェイトだとベロシティの繊細さはないですね。 もっと軽いタッチのほうが、こういうミニmidiキーボードはいいかと思います。

 

何れにしても、買うならそうそう買い替えはないと思われるMIDIキーボードなのでサイズ→タッチ→機能→メーカーの順に選ぶ事をおすすめします。

 

ちなみに。。。。

いま買い替えられるなら俄然M-Audio CODE49鍵ですね。

 

M-Audio USB MIDIキーボード 49鍵 16パッド Ableton Live Lite付属 CODE 49

M-Audio USB MIDIキーボード 49鍵 16パッド Ableton Live Lite付属 CODE 49

 

 

なんだよ、使わないとかいってめっちゃフェーダーついてるやん!っておもっているでしょう。 えぇ、そこは使わないにしてもドラムパッド16パッドとか、ショートカットキーアサインできたりとか、これまた夢が広がリング!! 弾いた感じtaktileより重め。あとは、cubaseとの相互性ですねーー  レヴューがまだ少ないので誰かー期待してます!

MIDIキーボードを使いこなせるかどうかは、DAWを使いこなせてるかどうかに直結!!すると思ってますので、いっぱいDAW触って、わからない事はすググりましょう。

 

 

といったところで、また今度ですね。

ばいちゃ!

 

 

 

自己紹介(途中から飽きてノベル風) その③

 ←自己紹介(途中から飽きてノベル風) その② - (前回記事)

30年しかない人生もブログで書いてみると、色々端折ってもまだ19年。 正直、学生の20歳までの人生は生かされていた部分もあるし、色々あったなぁ。と思うのは20歳超えてからの事。 もしかして、その7くらいまで行くかも笑 で、聞きたいんだけどこれ誰得?笑

同じ昭和のけつにうまれた世代は懐かしく、それ以降生まれた子たちは知らない名曲かもしれないので、こっからもその頃自分の中で熱かった曲を紹介していきますね

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

予選から数日たち、そこから2週間しかない決勝にむけてモデル選定ほか準備がはじまった。

同じ思いをしている人なんて頭のどこかで理解しているのに、自分だけが主人公のような特別感をかってに自分に抱いていた。若さゆえ、と言ってしまえばそれまでなのだが、それゆえに、悲しみや辛みの反対は幸せではなく強さで、弱さの反対は幸せである事にまだ気付かなかった。

弱さゆえに、それを強さでカバーしようとして。

悲しみ辛みゆえに、幸せを勝手に恨んだ。

そんな、どうしようもない螺旋から予選の日気づいた事は

過去の自分の弱さを否定したいのに、過去に執着する自分の弱さの矛盾への理解が一歩進んだときでもあったのだ。

 

いざ、東京本選。

学校から手配されたホテルで最終的な仕込みをして、向かうは東京ビッグサイト

バイトをすべて休んで、2週間このためにつかった。

何かに集中するのに、仕事を2週間休むなんて、学生の時だからこそできた事。時間という理念は誰にも平等に見えるが、寿命で見る個体差、環境でみる時間を自分のために使える自由度は完全に不平等であり、そんな時間が多くあった事に感謝を覚えるのはもう少し後の事。

 

結果。

本選出場者は全員敗退。入賞者もおらず、学校的にいえば散々な結果だ。(ホームページなどで学校のブランド力をあげるのはこういう大会での入賞が一役かっている)

もちろん、悔しかったがそれいじょうに満足感があった。

たくさんの人がいて、狭い狭い一つの学校の中で順位を気にしていた自分は小さいなぁと思ったけど、それ以上に世界はもっと広い。とこれからが楽しみになった。

さらに、つい2週間前に覚えてしまった、アーティストとしての自己顕示欲の卵のようなもの。

人の為に何かをする、つまり髪を切って喜んでもらうという行為は好きだったがそれ以上に、自分は何かを生み出していく喜びや欲望があるのだと、薄々感じ始めた。

それゆえに、生まれて初めてだろう。2週間、時間で言えば336時間。没頭。寝食忘れて何か一つのものの完成を目指したのは。

大きな目標への道に、今まで段階とかを考えていなかった。

どうすれば、その目標に届くのか。 目の前の事に一生懸命になっていたのは、それを考えればおのずとわかる自分に足りないものが見えて来る怖さ故だったのかもしれない。

簡単に言えば、計画性が皆無だった。机上の空論までもたどり着けない、精神論だけで乗り切れると思っていた。

それは、何か目標一つに邁進できる促進力は強いものの、過程で一度も休む事を許さない持続性はないものだったと、その頃は気付かなかった。

なので、いつまでに、どのくらいのクウォリティで、仕上げるという、仕事上では当たり前のタスク管理をして、「完成」という目標にたどり着く事は、達成感に加え、たどり着けた自分への自信にもつながっていた。 なにより、思い描いたものとは限りなくゼロであり、行動して1になる。そして、短いスパンでも持続すれば、その数字は目標に必ず近づいていく。 その体感が、作品を創り上げることを通して、依存的な快感を与えた。

 

それからは、また日常が流れたがひとつの目標達成は自然と、最後の目標途中に、段階的目標を与えることを自分に課していた。

 

「世界に立つ美容師」なんて不純100パーセントの理由で掲げた目標だったが、目標が大きければ自分も大きくなるような気がしていたのかもしれない。その反面、どれだけ自分が何もないことをしっていたから、その為に足りないことと向き合うこと。薄っぺらな虚栄が許さなかった。  

中学2年、目標を持ったあの日から5年。 ようやく、0は1になろうとしていた。

Solo Piano

Solo Piano

  • ゴンザレス
  • ポップ
  • ¥1650

  ※激しめの曲も聞くけれど、おとなしめ。楽器も少なめ。特にピアノのディテールも録音されて、プレイヤーの息遣いまで聴こえてきそうなこのアルバムは、当時異色にプレイリストの中で輝いていた。 たしかジャケ買いだったけど未だに聞くと落ち着くわけでもない、ぞわぞわとするピアノの語りかけ。オススメの一枚。

 

専門学校二年生。 それは就活生をも意味する。

海外にフランチャイズ展開、もしくは、海外資本が母体の美容室チェーンを軸に2週間に一度、足も伸ばすことを許されない窮屈な夜行バスで東京に足を運び実際にその美容室を体験していた。

ただ、この大会以降それをするのをやめた。

研修旅行中に知った海外と日本の「求められるプロ」の違い。

それは、全く違うわけではなかったが、文化を理解せねば対応が遅れる部分が多かった。

卒業後、渡英。 その覚悟を決めた。 そのおかげで足りないものは明確になる。

技術。お金。語学。

正直なぜイギリスに向かおうと思ったか、それはあのヴィダルサスーンが生まれた国でもあり、ヴィヴィアンウェストウッドの生まれた国でもあり、ビートルズが生まれた国でもあった。 多くが生まれ、多くが世界を惹きつけ、多くがその環境になにかがあるのではと異国より集まる。

日本人が東京に集まるように、自然とイギリスを目指していた。

もちろんアメリカも案のなかにあったけれど、国自体が惹きつけられることがすくなかったので早々に候補から消えた。

 

正直、目先のテストや、国内での美容師資格取得もあったので、時間をお金に割く訳にはいかず、卒業後にその目標は後回しにした。 すぐに地肉にできそうなのは語学と技術。 技術はまがりなりにも身につけてきたつもりだ。教えを請うためにはいった学校で、教えを乞うことをしなかったのでだいぶ効率は悪かったが。過ぎたことは仕方がない。

高校受験以来、勉強という勉強をしていなかったが英語のボキャブラリーだけは増やしていた。 ただ、話す英語とペーパーテストでの英語は違うとよく聞いていたし、実際旅行で自分の発音が通じないこと、相手が何を言っているかまったく聞き取れないこと。 中学から高校、6年間の間にならった英語とはなんだったのか、と。大学卒業をしても話せない人が溢れる日本の理由がなんとなくわかったような気もした。

ともあれ、語学に於いても、強化すべき点は見え、技術もプライドをすてて全てを吸収する。その方針が、覚悟が自然に固まった。

 

なんでもそうだが、「無くしたものは見つかる事があれど、捨てたものは見つからない」。これは、「るろうに剣心」という漫画にででてきた、私にとっての名言なわけだが、「捨てたものは見つからない」だけとるとネガティブに聞こえるかもしれないが、「一度捨ててしまえば楽になる」ことも示唆している。

それの典型が「見栄」である。

プライドと、見栄の線引きは人それぞれだとしても、この時わたしが持っていたのは、経験や体験で得た訳でもない、頭の中で、ほんの中で人から聞いた、自分にあるはずのないプライドを見栄とも知らず、ぶら下げていただけのもの。

何故か捨てるのは難しかった。 しかし、一度捨ててしまえば世の中にすごいものなどなく、すべてに敬意を払えるようになった。

 

どこかバカにしていた、「普通」の道を歩く人たち。

普通に育って、大学をでて、会社につとめ、結婚をし、子供を授かり、立派に育て上げ、引退した後も仲睦まじく過ごし、涙の中息を引き取る。

こうやって羅列すれば、どこにでもあるような人の人生にも思える。

でも、それは普通では達成できない。

思ってみれば、公立の学校を12年過ごしていたからというのもあるが、家庭環境はそれぞれ。 

実際、自分の家庭も父はいない。 

中学の途中で学校に来なくなるもの。

高校中退するもの。

大学に行くために努力するが、入ることがゴールでその先の目標がないもの。 逆に、どこに普通の人がいるのか疑問だった。

 

小学、中学、高校、専門と過ごして、今でもちゃんと連絡を取るのは片手で足りる人数。 

これは私の交友関係の狭さも関係しているわけだが、その中で何百人と関わりを持っただろう。 

その薄い記憶で、どの人をたどってもきっと普通になんてたどり着けないんじゃないかと。 

それぞれ、生きるというだけで、そこには葛藤があり、変えられないものがあり、弱さがあり、強さがあるのだと。

 

自分を過大評価して、普通でないことで見栄をはるのはやめよう。

ただの、人間一人が、生きてく上で少し違う夢を見たとしても、強さも弱さも変わらない。

自分を普通以下かもしれない。努力しないと普通にさえ届かない。

 

そう気付いた学生最後の半年。 凡才であると自覚し、肩の荷が下りた反面。凡人であるが故に、この先一筋縄ではいかない。 ただ、誰にとっても主人公であるそれぞれの人生を敬い、その中で出会う人すべてに敬意を払おう。その方が楽しい人生になるとそう、自然に思うようになっていた。

 

そこから、あっという間に過ぎた半年。

すべてがあっという間だった。 実際に話す機会など訪れなかった英語がどの程度伸びたのかなど知る由もなく、買った教材が積み重なった。

 微力ながら頑張った貯金だが、都内に引っ越すお金で無くなりそうな額。

卒業後の第一の目標は「お金を貯めること」赤鬼を始め、周りの人が就職先に東京を選ぶが自分は、止む無しとフリーターに決めた。

考えが変わって、技術の習得率は効率を含め上がっていた。と思う。

 

卒業前最後の校内テスト。

意気込みはあったが、鳴かず飛ばずの結果でも、そこにある技術は変わらないし、1位をとるという気負いはなかった。もう、半年前のあの日から、順位表を確認なんてしなくなっていた。 

どこが悪かったか、だめだったかは自分でわかるし、それを確認するのは順位表ではなく先人の知恵だった。

 

最後のテストも終わり、日常を過ごし

その日は放課後の掃除当番だった。

順位表が張り出されている。

いつものように人が群がっていて、机を移動できず困っていた。

一人の女性生徒が見終わり振り返りぶつかりそうになる。

 

「ぉ、ごめん! あ!白鬼くんやん! おめでとう!」

 

なんのことかは一瞬わからなかった。

でも、ふと順位表に目をやる。

 

一位  白鬼

 

 

「ふふっ」っと思わず笑いがこみ上げ首をかしげた。 

狙った時に取らせてよ、神様。

でも、有終の美といえば聞こえがいい。

まぁ、あれだな。神様、gj。

  ※学生時代後半、ジャズスタンダードや、ジャズヒップホップ、そこらへんのさらにインストメインで聞いていた。ボーカルソングが、通学や通勤で物思いに更けたいときなど邪魔なときがあったのでそっちに流れる。ソニーロリンズは伝説のサックスソリストだが、出会ったのはこれもジャケ買い。演奏している本人の楽しさが伝わる一枚。 本人のことも調べるうちに好きになっていきました。

 

 

 

続く。。。。(やっと専門学生時代終わるよ。。。こっから俺あと9年生きてるからね?しかも、まだ音楽初めてないからね?誰得なの)

定番と言われているSONY MDR-CD900STって実際どうなの?

ちゃお、皆さん。白鬼です。

今日都内は27度まで上がったようで、夏が来ます。湿気の季節!! マイクほか機材を守る為年中24時間エアコンのドライをつけっぱにしてるんですが、電気代が心配になる季節が来てしまいました。

やっぱりドライボックス買った方が安く済むかしら。。。仕事からお部屋に帰って涼しい!という天国から抜け出せない事情もありますが笑

 実しやかに業界定番と囁かれるSONY MDR-CD900ST

どこのスタジオにもあり、音に対する装飾が少なく、定位もわかりやすい。

と言われるこの密閉型のヘッドフォン。

個人的感想を言えば、

こいつだけを信用しちゃだめだ!!

でも、一番最初に買うならこいつに決めておけ!!

です。

 

SONY 密閉型スタジオモニターヘッドホン MDR-CD900ST

SONY 密閉型スタジオモニターヘッドホン MDR-CD900ST

 

僕も普段愛用しているわけですが、他にヘッドフォンは4つ保持しています。でもこれからお金とスペースに余裕があれば、もっといろんなヘッドフォン、スピーカー環境は増やしていこうと思ってます。 

 

おそらく、色々な人が言っていると思いますが

最終的に聴いている人がどんな環境で聞いているのか? 

それがこのヘッドフォンだけを信用するなということにつながります。

 

ほとんどの人が、携帯でしょう。

それもイヤホンの場合が多いです。

アップル信仰国の日本なら、付属のあの白いイヤホン使ってる人が割合で言えば多いと思います。

価格帯で言えば5000円くらいのものが売れるんじゃないですか? 一万こえると、「うーん」ってなりますし。 コンビニでも売ってるのをみると、それだけ需要があるしとりあえず聞ければいい人も多いんではないか。と思います。

 

なので、曲が完成したら色々なものでモニターしてバランスを整えないといけないと、自分が思い描いた曲がしっかり伝わらなかったと言った現象がおきます。

 

「ネットにアップしたのを携帯で確認したらこもって聴こえた」

 

なんて始めた頃多いんじゃないでしょうか。

いや、僕は今でも「え、このハイハットなんか小さくね?」 

なんてこともあります(実力の無さ)

 

それが、こいつだけを信じちゃだめだ!というところな訳です。

話は逸れますが、出来上がった曲を焼く時の形式でも音質は変わります。

MP3かWAVかみたいな。

2ヶ月に一回くらい耳鼻科にいって聴力検査をするんですが、僕の耳は20kHzあたりの音がすごいよく聞こえていて、他周波数は並より上、低音が平均くらいの聴力です。 

なので、自分が聴こえやすい音も把握すれば「高音部分はちょっと大きめでも実際ふつうやな」って具合になってきます。

 

つまり、どんないいヘッドフォンで聴いても、聴く人、環境、デバイスによって聞こえる音が変わってきちゃいますよ!なので一つのモニター結果を信頼してはいけない!

ということです。

 

目指すは何で聞いても同じように聞こえること! 

でも聴こえ方は絶対違うので、同じにはならない! 

難しいところですがバランスですね!

聴こえ方が悪かったとしても、それはだいたいの場合がミックスの問題です。

ヘッドフォンやイヤフォンの価格ではないです。

スピーカーやヘッドフォンのせいではないので素直に

ミックスを見直しましょう。(自分に言い聞かせてる)

 

 

さて、次の初めて買うならこれにしておけ!ってのはそのままなんですが、購入に至った経緯を少々。

DTMを始めるまえからヘッドフォンは持っていました。DJに最初は興味をもっていたので、パイオニアのDDJ-SRとおなじくパイオニアHDJ-1500-K DJというヘッドフォンを持っていました。

  このヘッドフォンを選ぶときに、某大型電気量販店にいったんですが、店員さんがいまは目視(DJソフトの画面の波形)をみてモニターする人もおおいですがやっぱり耳でのモニターも必要。インピーダンス(抵抗値)的にも、試聴してキックのアタックと低音がいい感じに聞こえたのでこれにしました。

 

DJの音をモニターする環境は、大音量で音がかかっている中、次にかける音の処理をしなくてはいけないですから結構ドンシャリです。

 

しかしDTM音楽制作環境とは全然ちがう。

 

なので、これを持っていても、ヘッドホン購入は最初から念頭にありました。

用途別のヘッドフォンってのもありましたが、よく聞かれるのは「メイカー別の音の良し悪し。」

 なので、パイオニアも次に買うヘッドフォンからはずれてただひたすらに試聴を繰り返しました。

(試聴するときに自分の作りたい音楽のジャンルで、使う楽器が似てる、なってる主な音域が違うなど条件を変えた3曲くらい決めていくといいと思います。)

※ちなみにiPodに「試聴プレイリスト」にはいっている曲たちはこれ。

 

完全に俺の趣味

ですね。 

でもそんな感じでいいと思います。

その曲の何がいいかを分かって無いと、その曲がちゃんと感動するように聞こえるかの判断つかないですからね

もう試聴中とか、試聴忘れてノリノリのときがありますからね笑

 

 

 

そして、定番(といわれる)SONY MDR-CD900STに行き着くわけです。

その上位版にMDR-7510 Professional Studio Headphones

 

 などがあるんですが、低音の音が特によく聞こえるな。とも思うんですが、つけてると痛い。締め付けが強い気がして900STにしました。

5時間ヘッドフォンつけてても、耳痛く無いですからね。

前のブログでも話したように、ストレスをいかになくすかってとても大事です。

音も、あれこれいう人も多いですが、これから新しいヘッドフォンを手に入れたとしても手放しはしないですね。

なので、奇をてらったものよりも是非まよってる方達にはこのヘッドフォンをおすすめしますよ!

 

ちなみに、プロフィールのアバウトには書かなかったのですが他に持ってるヘッドフォンをご紹介。

これは今でこそamazonとかでも販売してる

AXENT WEAR Cat Ear Headphones 

 

 このヘッドフォン、当初は「INDIE GOGO」というクラウドファインディングを募集するサイトでみつけたんです。 これはおもしろいし、猫耳から音も出るし、なかなか音にもこだわってるみたい。 投資しましょう!ということで、当時アメリカドル200ドルくらいだと思うんですが、一口乗ったわけです。

だがしかし、これが届か無い!!!というか、完成がすごく遅れてて、メールとかで「もっと音質にこだわるため!」みたいな感じでどんどん遅れ、待つこと1年半。

ようやく、第一製品が届いたわけで、その後販売にもつながったヘッドフォン。

簡単に言えば、アイフォンとか持ち歩けるデバイスでこいつをつけていると、ソッコー電池なくなります。 もちろん、LEDと猫耳スピーカーののon/offスイッチがあるわけですけど、それでなくても重い!!! 外人の頭サイズで作られているので小さい!!耳痛い!!

と、さんざんで、今ではモニターのときに使うくらいであとはしまってあります。

そもそも、おっさんがこの猫耳ヘッドフォンとかなんの罰ゲームだよ。って話で笑

 

 ※これがそのファインディング募集のアプリ。ガジェット好きなので見てるだけで楽しめるよ^ ^

 

最後にもってるのが「bowers-wilkins P7」

【国内正規品】Bowers & Wilkins P7 モバイルヘッドフォン P7/B

【国内正規品】Bowers & Wilkins P7 モバイルヘッドフォン P7/B

 

  モニターヘッドフォン&スピーカーとして有名な「bowers & wilkins」はイギリスのメーカー。

イギリスに住んでいたことがあって、そのとき日本よりだいぶ安かったのでスピーカーと合わせて、クリスマスセールのときに買っちゃいました。普段用で一番つかうヘッドフォン。(俺の持ってる4つなら消去法でこれになる)

音がいいのはもちろん、とりあえず、好きな曲の好きな音が体に染み入ってくる感じです。

なんで、同じヘッドフォンなのに、こんなにちがうんでしょうか。

 

でもまあDTM環境ではおすすめはやっぱり900ST。

何かの参考になればうれしいです。

 

 

さて!!話はちょっと変わりまして。

 

先ほどサンプリングレートについて話がでたのでついでに。

CUBASEをお使いの方は32ビットフロートで内部処理は基本的には記録されています。(プロジェクトデフォルトは24ビット)それをCDを焼く時や、ほとんどの場合ダウンコンバート(もっと下のビット数に落とす)してると思います。

CDを焼くときなんかは16bitですもんね。 ライブやイベント中心に活動してCD配ったりしてる人は身近な話ですね。

オーディオインターフェイスにつなぐときも、ビット数が変化します。

僕の繋げているUR44は24bitですが、もし16bitだった場合、24bitから16bitに処理(ダウンコンバート)されヘッドフォンからモニターするわけです。

その際ノイズが発生するのです。さらに、音質が落ちるわけです。

その影響がどれほど楽曲に影響するかは小さい音に関して顕著に現れます。

 

それを和らげてくれるのがディザリングできるエフェクター

CUBASEを使ってる方は最初からついてます!! mastering カテゴリーのところに「UV-22」ってのがあると思います。

楽曲制作始めたときから、謎だったこのソフト。半年くらいたってようやくその意味と効果と偉大さを知りました笑

 

とても高品質なディザリングソフトらしいのですが、実際効果はあ、たしかに!くらい

自分の曲が、誰かのスピーカーからでるまで色々な形で色々な機材をそのデータは経由します。音は経由します。

その中で電子的に発生してしまうノイズは最初から無いにちかいほうがもちろんいいわけですね。

 

ピアノを楽曲中つかうのですが、伸びがダウンコンバートされても良くなる!

ダンスミュージックなんかより、抑揚のある音楽作ってる人、生音録音の人なんかはこの変化を顕著に感じれると思います。

仕組みに関しては僕も初心者なのでググってください笑

 

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操作は上の「24、20、16、8」が出力ビット数。CDに焼くなら16ビットに合わせるわけですね。

したの「hi-lo-auto black」は効果の強さ。

ダウンコンバートするときのノイズを、ノイズでごまかすらしいのですが、その量です。 auto blackは無音のときにどうしますか?ってことなんですけど聴き比べてもわからないレベルでした。

是非、お試しを。