白鬼流ベースのグライド作り方[DTM]その②
前回記事
中途半端なところで終わってすいませんでした!!
さて、今回も「一流の初心者・白鬼流」のベースグライド打ち込み書いていきます。
僕のブログは、
普通こうやる→うまくいかないor納得いかない→自分流でやってみる
その過程も書いていこうと思ってまして、説明下手なので逆にややこしくしているかもしれませんが宜しくお願いします。
考える工程を書いておけば、違うやりたいこと、作りたい音に当たったときに応用ができるので。。。
さぁ!
前回、打ち込んだ音に対してピッチベンドのグライドを書くところまでやりました。
フレットがある関係上、斜め線じゃなく階段状のオートメイションの形に書きました。
でも、音の終わりになるにつれて、芯のない細い音になってしまい。
ベースの1弦12−3フレットのグライドという仮定にもかかわらず、ベースの太い弦とは思えない音です。(しょぼーん
なので、その音の補強をするにはどうしたらいいか、を白鬼流に書いていきます!
まず音の芯の無さは一つの音を伸ばしていくと通しても弱くなりがちなので、音を何段階かに分けることにしました。
こんな感じでベロシティも強めに、ピッチベンドをあまり使わないように。
ただ、次の問題として、アタックの音が後続の音にもあるので、グライドというより、ただ弾いてるだけす。
なので、アタックの音を消します!というより弱くします!
楽器のエディットを開いて。。。
中央のグループ、右下の「AMPLIFIER」のつまみの「ATTACK」
このつまみのオートメーションを書いて後続の音のつながりを滑らかに聞かせましょ!そうしましょ!!
。。。
あれ、オートメーションかけないぞ??
「W」のスイッチ入れたのに、オートメーションかけてないぞ??
そうなんです!!
エディットの中にあるノブやフェーダー、数値はオートメーションかけない(多分)んです。
HALionでは画面下のバーチャルキーボードの上にある8このノブ。これのオートメーションはかけるんですけど、それ以外は書けないんです。このノブのデフォルトが決まっていますが、そこにアサインして、動かしたいノブを設定します。
「ATTACK」のノブを二本指でクリックすると、上段の画像が出てきて、「assign Quick Control」を選びます。(解除の時はその下のfoget....)
で、どの部分にアサインするかを選びます。slap levelを今回無くしていますが、全然コーラスとかでいいですね。
解りやすいように、名前のところダブルクリックして「アタック」とかにしておきましょう。
二つ目のところからアタックが削れるように、リピートして聴きながら数値を決めてオートメーションを書いていきます。
で、これをやると、「ぷちっ」ってオーディオ処理の際でるノイズが混じりますので、オーディオ化して処理しましょう。
今回も入ってしまって、モノラルでミックスダウンして、おかしい部分の波形を書き直します。
カーソルモードを一番右の、ドラッグすると音がなるモードでプチッって音を探します。
グリッドのメモリを「秒」にして、その幅は「1ms」にして細かい作業ができるようにしましょう
左右に動かしながら、ノイズを探します。
んーーーここらへんや!!
。。。ズームにしていきます。
青いところが明らかにおかしいぞ!!
カーソルを鉛筆モードにして、うまいことつなげます。
そうすると、プチッて音がだいぶ収まるんですが、今回どうやら埋もれてます。
(このテクニックはボーカル録音した際など、他レコーディングのオーディオ処理でよく使いますね!!普段打ち込みしかしてなかったので、こういう処理の仕方があるのを知ったのは、歌物のお仕事をうけて初めて知りました。)
ので、EQ(イコライザ)をローパスっぽくつかいノイズを目立たないようにします。でもアタック音が消えるの嫌なのでローとアタックがあるあたりちょいブーストします。
波形で見ると2あたりがアタックの音でその隣にある次の山がノイズ成分ぽかったので、聴きながら調整。こんな感じになりまして。。。。
やっと完成!!
こんな感じ! 最後まで太いし、もう少しフレットに当たる弦のディーテールも欲しい人はアタック早めにしてもいいです。(この音源は下のアンプシュミレーターを通したやつです。)
いやー久々にネットに音アップした笑
もう、曲をアップするなんてしないと思ってたけどまた楽曲アップしようかな(独り言
これを単発で使うなら、アンプシュミレーターなどでTUBEとか通して、厚みつけてもいいですし、もし前後のつながりがあるなら、ノイズ削ったあとは前後の演奏の音と違和感ないように、他の音域のブーストなどは決めてださい。
お疲れ様でした!
こんな作り方もあるんだなーぐらいで読んでいただけたら幸いです。
ウッドベースとかフレットないものでも、後半にかけての音の先細りが気になる人はぜひ試してみてくださいませ。
以上、バイトの休憩中におとどけしました〜 いやー、疲れた笑
Steinberg スタインバーグ DAWソフトウェア CUBASE PRO 9 通常版 CUBASE PRO /R
- 出版社/メーカー: Steinberg
- 発売日: 2016/12/09
- メディア: エレクトロニクス
- この商品を含むブログを見る